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平成27年4月から、「子ども・子育て支援新制度」がスタートします。練馬区の幼稚園では、何が変わり、何が変わらないのか? 練馬区の学務課の担当者に、取材しました。

保育園編はこちらから

Q1.新制度って、そもそも何?

最終更新日:2015年2月26日

ここでは、練馬区の幼稚園に関わるところに絞って、解説していきます。

幼稚園、こども園の保護者にとって、大きな変更点は、
●保育料が、所得によって5段階に分かれること
●認定こども園で長時間預かりを希望する場合、保育園と同じような扱いになること
……です。

制度の概要については、下記の冊子が見やすくまとめられています。
「子ども・子育て支援新制度なるほどBOOK(平成26年9月改訂版)」

新制度に移行する幼稚園・移行しない幼稚園を確認しましょう

新制度に移行する幼稚園と、移行しない幼稚園があり、練馬区のHPで公表されています。区立の幼稚園はすべて移行します。私立は移行する園が15、移行しない園が25あります。

(参考)練馬区HP/私立幼稚園案内

認定こども園で、長時間預かりを「希望する/しない」がポイント

幼稚園では、認定こども園で長時間預かりを希望する場合のみ、保育園と同じ「2号」の認定を受けることになります。長時間預かりを希望しない場合と、認定こども園以外の幼稚園は、すべて「1号」となります。
・認定こども園以外の幼稚園→1号
・認定こども園の通常保育→1号
・認定こども園で、長時間預かり→2号

「1号」「2号」って何?

国の分け方なので、名称は気にしなくてOK。自分がどちらに当てはまるかだけ、覚えておきましょう。1号=通常の幼稚園の保育です。
2号を希望する場合には、注意が必要。2号=保育園と同じ扱いです。つまり、保育園と同じように、練馬区で保育の必要性が認定されると、区の利用調整が入ります。要件を満たさない場合、認定されないこともあります。

【手続き】1号(幼稚園&長時間預かりを希望しない認定こども園)の場合

(1)幼稚園に直接申し込む(11月1日)
(2)幼稚園から入園の内定を受ける
(3)幼稚園から、ほかの書類と一緒に、認定申請書を渡される
(4)認定申請書を、ほかの書類と一緒に、幼稚園に提出する
(5)あとは、幼稚園が取りまとめて、練馬区に提出してくれるので、認定を待てばOK!

簡単に言うと、書類を書けばOKということ。基本的に、認定されないことはないので、ご安心を。

【手続き】2号(認定こども園で、長時間預かりを希望する)の場合

認定こども園の保育利用(2号)を希望する場合は、保育園とは申込み方法や締切日が異なりますので、保育課入園相談係または、各認定こども園にお問い合わせください。

保育料はどう変わる?

新制度に移行する園は、所得に応じて、5階層に分かれます。また、今までは、保育料を幼稚園に支払い、その後、就園奨励費補助金が振り込まれていました(キャッシュバック)。新制度からは、そのキャッシュバックがなくなります。
たとえば、今までは2万円支払って1万円補助金が返ってきていたとしたら、新制度からは、最初から1万円だけを支払えばよくなります。
新制度に移行しない園は、これまでどおりです。

Q2.練馬区では、新制度に移行する幼稚園の保育料は、どう変わる?

最終更新日:2015年2月26日

ここからは、学務課学事係長に、練馬区の状況を伺いました。

A.基本の保育料(長時間預かり料を除く)が、一律となります。

国が定めた以下の基準をもとに、練馬区が独自で設定します。まだ国の基準が最終決定ではないため、練馬区でも最終決定ではありません。ですが、練馬区の幼稚園の保育料の平均が25,000~26,000円なので、国の基準と同等の額でと、考えています。
月額数百円~数千円変わることはあっても、何万円と変わることはないと考えています。

Q3.通常の保育料に加え、上乗せ利用料などが生じる場合がある?

最終更新日:2015年2月26日

A.「上乗せ利用料」や「実費負担(園服など)」に関して、幼稚園は、国や区の基準に従う必要がありません。

現在の保育料と練馬区が設定する保育料を比較して、現在の保育料を高く設定している幼稚園は、これまでの幼稚園の保育料の教育水準を維持するために、「上乗せ利用料」として設定することができます。
具体的には、これまで30,000円の保育料だった幼稚園は、練馬区が25,700円と保育料を定めた場合、差額の4,300円を「上乗せ利用料」とすることができます。

幼稚園が設定する「上乗せ利用料」に、保護者が納得がいかない場合、幼稚園には、「上乗せ利用料」に対する保護者への説明責任が求められます。ただし、説明を聞いても、保護者がどうしても納得できないという場合、幼稚園は、入園をお断りするのもやむを得ないことになります。

 

Q4. 「補助金」はどうなる?

最終更新日:2015年2月26日

「就園奨励費補助金」以外の、私立幼稚園等園児保護者に対する補助金は、どうなるのでしょうか?

A.制度自体は、これまでどおり維持したいと考えています。

練馬区ではこれまで、「入園児保護者補助金」40,000円のほか、「保護者負担軽減費補助金」として、月額11,200円を補助してきました。
額などは検討中ですが、制度自体は、これまでどおり維持したいと考えています。支給方法もこれまでどおり、後からのお振込みになりそうです。これは、新制度に移行する園、移行しない園、どちらも対象としています。
ただし、2号認定については、「保護者負担軽減費補助金」の対象外とする予定です。

Q5.保育料は、第2子が半額、第3子以降が無料になる?

最終更新日:2015年2月26日

A.半額や無料になるのは「通常の保育料」のみです。

1号認定の場合、第1子が小3未満、2号認定の場合、第1子が小1未満の場合、第2子が半額、第3子以降が無料となります。
注意してほしいのは、半額や無料になるのは「通常の保育料」のみという点です。「実費負担」や「上乗せ利用料」には適用されません。ただし、1号認定については、「保護者負担軽減費補助金」を加味すると、練馬区では、実質無料くらいにはなるのではと思います。

 

Q6.新制度に移行しない幼稚園がある?

最終更新日:2015年2月26日

A.個人立の幼稚園は、移行する園が多いようです。

学校法人など、法人立の幼稚園は、新制度に移行するチャンスは今後もあるので、来年度(H27年度)は様子を見ようとする園が多いようです。一方、個人立の幼稚園は、新制度に移行できるチャンスは来年度しかないと決められているので、移行する園が多いようです。

新制度に移行せず、さらに認定こども園を返上する幼稚園もあるようですが、練馬区の認定こども園は、すべて幼稚園型(幼稚園がもとになっているこども園)です。認定こども園を返上する幼稚園は、大泉小鳩、みのり、力行の3園、返上しない幼稚園は、石神井南、南光の2園です。
ただし、返上する園も、今までどおりの長時間預かりは続けると聞いていますので、実質は変わらないかと思います。

新制度に移行しなかったり、こども園を返上したりする場合、幼稚園はこれまでどおり、私学助成で運営していくことになります。私学助成の予算について、国は「毎年の予算措置をとっていく」と発表しています。
一方、新制度は消費税が財源ですので、恒久的な財源と言えます。現在の新制度は、消費税8%で計算していますが、10%になればさらに安定します。消費税10%になるのは平成29年度くらいと言われています。それに合わせて、現在移行していない幼稚園も、移行するのでは、と考えています。

新制度に移行しても、各幼稚園の特色などは、今までどおり変わりません。

Q7.年度途中で、1号から2号に移りたい場合は?

最終更新日:2015年2月26日

A.認定を受けること自体は、いつでも可能です。

ただし、2号に移れるかどうかは、練馬区の利用調整が必要となります。

Q8.大幅な変更は、「2号認定」の場合のみ?

最終更新日:2015年2月26日

ここまでお話を聞くかぎり、幼稚園の保護者側にとって、大幅に変更になるところは、「2号認定」の場合だけと考えていいでしょうか?

A.これまでと大きく変わらないようにしたい

保育料のところを含め、保護者の方にとっては大きく変わらないようにしたいと思っています。

諸々の決定の時期ですが、国の価格の基準(公定価格)決定が1月頃なので、2月くらいには保育料の一覧をお示しし、3月には認定区分の通知をしたいと思っています。

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