今月の推しの1冊![2022年7月]

今月の推しの1冊
「東京子どもと本をつなぐ会」による「今月の推しの1冊!」
練馬区立図書館や区内の書店にてお手にできるおすすめの本をご紹介します。

紹介者:立花美和東京子どもと本をつなぐ会」代表/出版文化産業振興財団JPIC読書アドバイザー/ねりこそ団体会員

乳児向け

『だあれかな』

作/La ZOO 絵/あらかわしずえ(学研プラス)


かわいい動物のイラストのページをめくると、窓が切り抜かれていて「ながーいおはな」「だあれかな?」と、語りかけて遊べる乳児さん対象のしかけ絵本です。
少しずつ言葉を発し始めた時期からの読み聞かせにおすすめです。
(しかけ絵本は必ず保護者の方の目の届くところで遊ばせてください)

幼児~小学校低学年向け

『かいて けって』

作/新島 誠(集文社)


水泳を習う男の子は、他の子達のようなママのお迎えがありませんでした。
ひとりでの帰り道、平泳ぎの形で「かいて けって」と歩いていたら、なんと空を泳いでしまいました。
「かいてけって」のリズムが良いので、子ども達とかけ合いで楽しめる読み聞かせにぴったりの絵本です。

小学校中学年~大人向け

『白いへび眠る島』

作/三浦しをん(KADOKAWA/角川文庫)


高校最後の夏休みに悟史は、今も古い因習の残る拝島(おがみじま)に帰省しました。
13年振りの大祭前の高揚感に包まれていた島は、なぞの怪物『あれ』が出たという噂で、人々の心に黒い影をおとします。
『あれ』の正体が分かる迄は、きっと読む事が止められなくなる夏にぴったりのファンタジーです。

練馬区立図書館はたくさんの子どもの本に出会えます!
練馬区立図書館 こどもページ https://www.lib.nerima.tokyo.jp/kodomo/index.html

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