今月の推しの1冊![2022年8月]

今月の推しの1冊
「東京子どもと本をつなぐ会」による「今月の推しの1冊!」
練馬区立図書館や区内の書店にてお手にできるおすすめの本をご紹介します。

紹介者:立花美和東京子どもと本をつなぐ会」代表/出版文化産業振興財団JPIC読書アドバイザー/ねりこそ団体会員

乳児向け

『あかちゃん あかちゃん』

文・絵/おおい じゅんこ(ハッピーオウル社)


たて開きのページいっぱいに可愛らしいあかちゃんの絵が描かれています。
お腹をこちょこちょ、おててをタッチ、などページをめくるとあかちゃんのお世話をしている気持ちになります。
「あかちゃんはあかちゃんの事が大好き」という乳児さんの特徴を考えて作られています。

幼児~小学校低学年向け

『ねこのはなびや』

作/渡辺 有一(フレーベル館)


今夜は海の花火大会、猫の花火屋さん達は大はりきり!しろねこ組とくろねこ組ととらねこ組が、工夫をこらしたたくさんの花火を打ち上げます。
さあ、優勝は何組さんになるのでしょうか?
美しい花火に子ども達があっと驚く、しかけ絵本です。

小学校中学年~大人向け

『せかいで いちばん つよい国』

作/デビッド・マッキー 訳/なかがわ ちひろ(光村教育図書)


昔ある大きな国では、人々は自分達の暮らしほどステキなものはないと信じていました。
大統領は、世界中の人々を幸せにするために外国へ戦争に行き征服をします。
最後に残った小さな国へ戦争に行くと…。
2004年にイギリスで刊行され、翌年に日本にて翻訳出版された絵本です。
世界の平和と異文化への理解は、今こそ必要なメッセージです。

練馬区立図書館はたくさんの子どもの本に出会えます!
練馬区立図書館 こどもページ https://www.lib.nerima.tokyo.jp/kodomo/index.html

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