子どもが生まれ、子育てをしている中で、自分の親や、パートナーの親との“子育て観の違い”に遭遇したことがある方は多いのではないでしょうか。
今回、子育てサポートネットSTSから「まご育てBook」という冊子が発行されると聞き、@なび班のきなこが、STSのミーティングにお邪魔し、制作についてお話を伺ってきました!
子育てサポートネットSTSとは?
STSとは、関・立野・石神井の頭文字。
この地区の保健相談所、地域子ども家庭支援センター、児童館、民生・児童委員、学校教育支援センター、社会福祉協議会といった子ども関係機関のメンバーで構成され、連携を取りながら、地域の子育てをサポートする活動をしています。
新型コロナ感染症の影響で、ここ数年は、恒例だったお祭りや子どもに関する講座などが開催できなくなってしまったそう。それでも何かできることを、と「まご育てBook」制作の話が、今年の初めごろに持ち上がったとのことでした。
普段から祖父母世代の人たちと関わっている機関もあり、それぞれの知識や経験から、冊子に盛り込む内容はすぐに決まったそうです。専門ごとに担当を決めライティングしたことで順調に制作は進み、ついにこの9月、完成しました!
各機関から最近の出来事、課題、利用者の声などが報告され、皆で共有されていて感動しました。
「まご育てBOOK」、その中身は?!
「沐浴のあと、白湯は飲ませなくていいの?」
「抱き癖がつくんじゃない?」
「ミルクより母乳が一番!」
「オムツ、早く取った方がいいよ」
…なんてことを、親世代に言われたことがある現役パパママもいるかもしれません。
病院や保健所からもそんなこと言われたことないし、育児本やネットにも書いてないし、今の時代はそんなことないんだけどな…と思っても、はっきりと言いづらいこともありますよね。
そんなときこそ、この冊子の出番。今と昔の子育て指導の違いを、祖父母世代にも分かりやすいよう、比較して書いてくれています。
私が“これイイ!”と思ったのは、「孫育て3か条」と「祖父母とのお付き合い3か条」。
おじいちゃんおばあちゃんが孫に関わるときの心構えと、パパママ世代が親世代に関わるときの心構えが、それぞれ3か条ずつ載っています。
私たちが親世代の事情や気持ちを知ることも、孫を存分に可愛がってもらい、心強い子育てサポーターになってもらうために必要だな、と思いました。タイトルは「まご育てBook」ですが、現役パパママにも、ぜひ目を通してほしい冊子です。
やさしい雰囲気で手に取りやすい表紙です
基本情報
- 冊子名
- STSオススメ!まご育てBOOK
- 発行
- 子育てサポートネットSTS
- 配布場所
- 関・立野・石神井地区にある、保健相談所、練馬区社会福祉協議会、学校相談支援センターなど
- 冊子に関する
問い合わせ - 練馬区社会福祉協議会 関町ボランティアセンター・地域福祉推進コーナー
TEL 03(3929)1467