今月の推しの1冊![2022年10月]

今月の推しの1冊
「東京子どもと本をつなぐ会」による「今月の推しの1冊!」
練馬区立図書館や区内の書店にてお手にできるおすすめの本をご紹介します。

紹介者:立花美和東京子どもと本をつなぐ会」代表/出版文化産業振興財団JPIC読書アドバイザー/ねりこそ団体会員

乳児向け

『たんじょうび おめでとう』

作/鈴木まもる(ポプラ社)


おなかの中にめばえた新しい命に、会いたくて待ちどおしかった日。
何もかもが愛おしく、成長の早さに目をみはり、遂に迎えた誕生日。
「おめでとう」と「生まれてくれてありがとう」が、伝えられる一歳のお祝いに贈りたい絵本です。

幼児~小学校低学年向け

『こうもりぼうやとハロウィン』

文/ダイアン・メイヤー 絵/ギデオン・ケンドール 訳/藤原宏之(新日本出版社)


図書館の屋根裏に住むこうもりのぼうやは、人間の子ども達が本を読んでもらうのを天井で聞いています。
もっとそばで聞きたいのですが、お母さんにじっと待つようにと言われます。
季節は過ぎて秋になり、冬眠の時期が近づきました…。
ハロウィンの頃の読み聞かせにかかせない一冊です。

小学校中学年~大人向け

『かぼちゃ人類学入門』

作/川原田 徹(福音館書店)


かぼちゃ島に住むかぼちゃ人達は、かぼちゃを食べて暮らしています。
無限と思っていた島が死にかけた時期もありましたが、彼らは生活を変えみごとに復活させました。
1991年発行ですが、今の目標であるSDGsの理想郷をみた気持ちになるユーモアと風刺に富んだ絵本です。

練馬区立図書館はたくさんの子どもの本に出会えます!
練馬区立図書館 こどもページ https://www.lib.nerima.tokyo.jp/kodomo/index.html

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