新小学一年生にとって、はじめて正式に“小学校”とのご対面となる「就学時健康診断」。
@なび班の2025年入学組で、それぞれの就学時健診をご紹介します!
1.就学時健診までの流れ
2.健診当日(きなこの場合)
3.就学時健診を終えて
4.ノリオの場合
5.あおぞらの場合
1.就学時健診までの流れ
10月初旬、就学時健康診断のお知らせとともに「就学通知書」が自宅に郵送されてきます。
学区で決められた小学校の名前、就学時健診の日時も、この通知で知らされます(学校によって日時が異なります)。
我が子の小学校入学がいよいよかぁ…!と現実味を帯びてくる最初の一歩。
持ち物の案内や、その日までに記入しておくものなどがありますので、中身は早めにきちんと読んでおきましょう。
特に、予防接種の記入欄は、母子手帳とにらめっこしながら書くことになりますので、やや時間がかかります。
2.健診当日(10月下旬~12月上旬)
学校に着くとまず、来た順に受付の列に並びました。
受付で、書類を提出すると、番号が書かれた大きな封筒を渡され、こどもは、その番号が書かれたカードを首から下げます。
封筒には、就学時健診受診の手順が書かれていますので、それに沿って、親子一緒に校内を回ります。校医の先生方が来てくれているので教室を回り、視力・聴力・内科・耳鼻科・歯科・眼科と、各科2~3分の簡単な診察を受けていきます。
廊下で教職員の方が誘導してくれるので、迷ったり、ものすごく待たされたりすることなくスムーズに終わりました。
下の子を連れて来ている方も多くいらっしゃいましたよ。
我が家の場合、娘が視力検査で再検査に。
先生が大小の「C」を持ち、こどもは片目ずつ見て、Cのどちらが開いているかを指で示すのですが、視力検査自体が初めてだったため、どうやら意味が良くわからなかったとのこと。
その後、眼科を受診し、視力に問題がなかったので一安心しました。事前に、簡単に練習しておけば良かったです。
健診の最後には、小学校の先生による「知能テスト」がありました。
ここでは、保護者は廊下で待機し(その間にアレルギー問診票を記入)、こどもが一人で教室に入ります。
娘の話によると、先生と1対1で、名前などの簡単な受け答えのあと、絵を見ながら質問に答えたそうです。5分程度でしょうか。娘はすごく楽しかったと教室から出てきました。
数年前、上の子(息子)が受けたときは、相手が男の先生で、質問が全部〝ですます調″だったため、園の先生との違いに驚き「怒っているみたいで怖かった」と言って戻ってきました。
その先生は、のちに息子の担任となり、決して怖い先生ではなかったのですが、幼稚園/保育園の先生と小学校の先生はやはり雰囲気が違うので、おこさんの性格によっては、あらかじめ伝えておいてあげると安心するかもしれません♪
知能テストを受けたあとは、最終受付でアレルギー問診票を提出し、終了。
給食でアレルギー対応が必要な方は、このあと、栄養士の先生と話をすることができます。
我が家は特に個別相談することもなかったので、最初の受付から、賞味1時間もかからず終わりました。
3.就学時健診を終えて
娘は、小学校入学を楽しみにしていて、就学児健診もワクワクしながら行ったのですが、はじめの受付の列に並んでいるとき、すでにお友達同士の子がたくさんいるのを目の当たりにしてしまい、テンションがガタ落ち。きっと同じ幼稚園や保育園のお友達なのでしょう。娘の園からは同じ小学校に進学する子が一人もいないので、ショックだったようです。就学児健診のあとも、お友達同士で校庭の遊具で少し遊んでいるのを見て「お友達になれるかな…」と。それもまた、新しい場所への第一歩ですね☆
さて、就学児健診当日には、2月に開催される新一年生保護者会(説明会)の案内があります。封筒に記載があるか、書類の中に入っているはず。見落とさないように気を付けてください!
また、就学時健診で校舎内を巡り、児童の持ち物などを見ると、つい、学用品をあれこれ準備したくなると思いますが、ここは、2月の説明会まで、ぐっと我慢がベターかと。指定のものや、NGのもの、学校から配布されるものなど、練馬区内でも学校によって異なるので、初めてのお子さんの場合は特に、小学校からの説明を聞いてからの方が良いと思います。
なお、10月初旬に郵送されていた「就学通知書」は、入学式の日に提出します。
就学時健診が終わったからと、決して破棄しないようにご注意ください!
(※紛失の場合は、区に問い合わせれば再発行してくれるそうです)
4.ノリオの場合
全体的な流れや雰囲気、ほとんど同じでした!
我が子の学校は、知能テストのあとに親子面談がありました。
先生複数人で対応してくださるのものの、全員実施とのことで待ち時間はかなり長かった印象….ただ一人一人を見ているのは伝わり、安心しました。
ちなみに親子面談は、
・先生から子どもへの簡単な質問(お名前は?好きな遊びは?兄弟はいる?等)
・先生から親への確認事項(入学にあたり気になること等)
という感じで、特に気になることがなければ数分で完了でしたが、健康・生活や知能テストにおいて気になる点があればここでゆっくりと相談が可能です。
我が家の就学前検診を振り返ると・・・
★上の子
もともと緊張しいな息子。
知能テストの存在をしっかり伝えられなかったこともあってか、本人固まったようで見事にひっかかりました。
少し気になっていたこともあったので親子面談でゆっくり相談。今では大きな不安もなく登校・生活していますが、親子面談での相談事項は1年時の担任にもしっかり伝わっていたようで、安心したのを覚えています。
★下の子
しっかり者で外面良いめな娘。
校医さんのところを回るたびに「お願いします!」「ありがとうございました!」と挨拶していて、我が子ながら色んな意味で感心(笑)。2回目なので心の余裕があったこともありますが、娘の成長を見れたという意味で面白かったです。
5.あおぞらの場合
就学時健診までの流れ、当日の流れはほとんど同じでした。
受付後に子供たちは首からカードを下げて〜から視力・聴力・内科・耳鼻科・歯科・眼科と各科2~3分の簡単な診察を受けるところも同じです。
廊下で教職員の方が誘導してくれるので、次行く場所を教えてくださるところも同じく助かりました。長女の担任の先生、お世話になっている先生方もいたので親子ともに緊張がほぐれました。
知能テストでは記憶テスト(プリントの絵を覚えて、時間になったら隠し、この中にいなかった動物はどれかな?)間違え探しテスト(絵の中に一つだけ違う動物がいてそれを探し当てる)などをやったそうです。(娘の話)
知能テストが終わると親と合流して、先生と親子3人面談でした。私達を担当してくださったのは副校長先生でした。
学校は楽しみ?学校ではどんなことしたい?
お姉ちゃんは楽しいって言ってくれてるかな?など聞かれましたが、うちの子は緊張もあって「まだ楽しみじゃない…です」と言ってしまったのですが、先生は一緒に楽しみを見つけよう!音楽や運動は好きかな?「プールが好き」と答えると、学校のプールを指差してあそこにあるんだよ。きっと楽しいよ!と子供が学校が楽しくなるよう、好きなものや事を見つけてくれようとしてくれました。
最初の受付に少し早めに行ったことで最後まで待つことなく、スムーズに終えることができたと思います。(最後の方の方は面談の時に待ちそうでした。)
長女の時は、同じ園から同じ小学校へ進学するお友達がいて安心して健診に行くことができましたが、次女は同じ園から同じ小学校へ進学するお友達が1人もいない為、寂しかったようです。
そんな時に長女と関わりのある先生方が○○ちゃんの妹さん??と声をかけてもらえ安心したそうです。
聴覚検査では、娘の右耳が聴こえていないことがわかりました。本人も自覚していなかったのですが病院へいくと慢性中耳炎がわかり、治療しました。
ちょっと失礼な言い方になりますが、流れ作業なのかと思いきや、一人一人しっかり診察してくださいました。就学時健診の大切さが分かりました。
就学時健診の時に配られたプリントは全て読んでおいた方が良いです。(皆さんはちゃんと読むと思いますが…)
私は就学時健診が終わりほっとしすぎて全てのプリントに目を通せていなかったことで、新一年生保護者会のお知らせを見逃し、保護者会数日前に気がつきました。。。