今月の推しの1冊![2025年10月]

今月の推しの1冊
「東京子どもと本をつなぐ会」による「今月の推しの1冊!」
練馬区立図書館や区内の書店にてお手にできるおすすめの本をご紹介します。

紹介者:立花美和東京子どもと本をつなぐ会」代表/出版文化産業振興財団JPIC読書アドバイザー/ねりこそ団体会員

10月は、「ハロウィーン」に因み「おばけ」の絵本のご紹介です。

乳児~幼児向け

『おばけがふわふわ』

作/藤本ともひこ(小学館)

小さなおばけが、「いっしょにあそぼ。」とやって来ました。
男の子の頭を「もしゃもしゃ」、うさぎさんのほっぺを「つんつん」、わにさんの背中を「むにむに」。最後は、みんなに……。
愛らしい絵とリズムの良い言葉で読み聞かせが楽しくなる一冊です。

幼児~小学校低学年向け

『おばけの ぺろぺろ』

作/乾 栄里子 絵/西村敏雄(フレーベル館)

ぺろぺろは、歌ったものが出てくる不思議なおばけです。
いたずらが大好きで、コウモリや火の玉を出して人々を驚かせています。
公園で遊んでいる子ども達を驚かそうと、大きなクモの巣を出すと……。
不気味で楽しいお菓子がたくさん出てきてハロウィーンにぴったりな絵本です。

幼児~大人向け

『おばけかぞくのいちにち』

作/西平あかね(福音館書店)

人間の家族が、眠る時間になりました。
その頃、おばけの子どもは保育園へ、おばけのお父さんは仕事に出かけ、おばけのお母さんは家事と買い物で大忙しです。
そして朝になるとおばけの家族は、ご飯を食べて眠ります。
優しいほのぼのとしたイラストで、人間とおばけの家族の一日が描かれています。

練馬区立図書館はたくさんの子どもの本に出会えます!
練馬区立図書館 こどもページ https://www.lib.nerima.tokyo.jp/index1.html

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