「開進地区教育懇談会」を取材させていただきました!

2009年から練馬の教育について懇談を続けている「開進地区教育懇談会」を取材させていただきました!(会の詳細については後ほどご紹介します)今回は『ねりこそ@なび班』の あーの(小学生1人と幼児2人の母)と かおりん(1歳児の母)が子連れで参加しました。

今回のテーマはこちら▽

「どんなに障害の重い子もみんなと同じ教室で学ぶ」という「インクルーシブ教育を考える」シリーズ4回目だそうです!
会場は練馬駅から10分ほどのところにある開進第二小学校の会議室でした。元教員の方や、発達にでこぼこのあるお子さんを持つ親御さん方、児童館職員の方、特別支援教室で指導員をされている方など、16名が集まりました。今回は練馬区議会議員の方が2名参加され、練馬区の障害児教育の制度について説明がありました。
それでは『ねりこそ@なび班』あーの がレポートします!
小学2年生の母親である私にとって、興味深いテーマであり、前のめりで聴き入ってしまいました。みなさんは「特別支援学校」「特別支援学級」「特別支援教室」の違いをご存知ですか??恥ずかしながら私は知りませんでした。発達にでこぼこのあるお子さんの学びの場やサポートについて、練馬区の区議会議員の方から詳しくご説明頂きました。資料を元にわかりやすく解説して頂き、この会に参加しなければ小学生の親でありながら、「なんとなくしか知らないまま」でいたのだと気づきました。
当事者の親御さんは、個人で一生懸命調べ尽くしてこれらの情報にたどり着くのかと思うと複雑な思いにもなりました。
普段のママ友同士での井戸端会議では、このようにひとつのテーマを掘り下げて話していくということはないですし、普段お会い出来ないような専門職の方々による現場の生の声は、とても新鮮でした。入学前に知っておきたかったこともたくさんありました。子どもたちの今、そして未来のために、議論を尽くすたくさんの大人たちの真剣な眼差しにパワーを頂きました。

「開進地区教育懇談会」ってどんな会?

開進地区の保護者・元保護者・教師の有志が集まり、練馬区の子どもの教育をよりよくするために、広くみんなで考えよう、懇談の輪を広げていこうという思いで2009年から活動を続けています。3か月に一度、様々な教育課題をテーマに子ども達の側に立ち、開催しています。どなたでも参加できます。
過去のテーマには
・「学級崩壊のクラスをどう立ち直らせたか」
・「放課後の子ども達の居場所を考える」?
・「小中一貫校って…どうなの?」?
・「子どもの”遊び”と”遊び場”を考える」?
・「公立保育園の民間委託を考える」
・「父親の育児・子育て、どうしてる?」?
・「今、練馬の学校はどうなってる?」?
・「なぜ先生たちは忙しすぎるのか」
などなど…たくさんの議題で懇談を深めているようです!

次回の日程とテーマはこちら▽

▼日時 : 10月27日(土)13:00〜16:00頃
▼会場 : 開進二小の会議室
▼テーマ :「区議さんに聞く」シリーズ第2弾「これからの練馬の育児と保育」
ぶらりと立ち寄れる雰囲気を大切にしたいと2009年から続いてきたこの懇談会。ねりこそ@なび班定例会でも、今回の取材に関しては、単なる紹介記事の枠を越えて、話し合いが白熱しました。多くの小・中学校にも広がりを期待したくなるような素敵な話し合いの会です。このようなオープンな議論の場が、学校や教室を「密室」にせず、本当の意味で「開かれた学校」をつくっていくのだと思いました。
現役教員の方や、子育て真っ最中のママさん達に、ぜひ足をお運びいただきたいです!
現状では託児は難しいそうですが、お子様連れでもぜひとのことです。「和室の方が行きやすい」「授乳スペースはありますか?」といった個別のご相談は、事務局の土田さんまでお寄せください。可能な限りご対応頂けるそうです。
★次回以降の開催スケジュールに関しても、事務局土田さんまでお問い合わせくださいませ。

【連絡・お問い合わせ】
▼電話 3993-5096 (開進地区教育懇談会 事務局 土田)
▼E-mail tukken.1955jp(a)gmail.com
※メール送信時は(a)を@に変更してください。
▼ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/kai_shin_kyo_kon

参加した隊員の感想

かおりん・子1歳
子どもがまだ小さいので、普段の生活ではなかなか接することのないテーマでしたが、実はとっても身近で自分や家族に関わってくることばかりで驚きの連続でした。自分が小中学校に通っていた頃と今の世間の見方や制度や体制の違いにびっくりしたと同時に「これで良いのかな?」という疑問や違和感を感じました。説明していただいた区議さんの話はもちろん、他の参加者さんの意見もとても参考になり、自分の子どもの近い未来を考えるキッカケになりました。小さい子ども連れで緊張しましたが、みなさん温かく接していただけたのもよかったです。ぜひまた参加したいと思います!世代や立場の垣根を越えて、ご一緒に「子どもたちの未来」を考えてみませんか?