【出産体験談】上の子は里帰り先の保育園へ

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2010年に第二子の女の子を里帰り出産したJ.O.さんの体験談です。

腰痛が酷くて、立ち上がるのも嫌!上の子は保育園へ

二人目の出産をどうするか?上の子がまだ幼稚園にも入っておらず、実家も遠方なため、迷う事なく名古屋での里帰り出産を選びました。予定日が他界した父の命日に近く、一周忌など予定されていた事から、1ヶ月半も前から帰省して母とゆっくりと準備する事にしました。

臨月に入る前から腰痛と恥骨の痛みがひどく、9ヶ月にもなって勿体ないと思いつつも骨盤ベルトを買いました。腰を締めると多少痛みが和らぎましたが、それでも立ち上がるも辛く、ずっと「早く産みたい!」と思っていました。

上の子は魔の2歳児男子。そんな体調の私は、道路でいきなり走り出す彼を追うこともできず、いつもヒヤヒヤしていました。実家の母も働いていることから、帰省している間は私立保育園に入れる事にしました。月の保育料は50,000円ほど。送り迎えは母や弟夫婦に手伝ってもらったりして、かなり実家に甘えてし まいました。

おしるし、陣痛…順調で落ち着きすぎの出産

予定日の2日前、おしるしがあり、しばらくして陣痛が始まりました。陣痛が確実に10分以内になった頃を見計らい、土日で実家に来ていた夫と徒歩5分の病院まで歩きました。陣痛は来るものの、耐えられない!という程もなく、助産師さんに「子宮口が開いてきたから分娩台に」と促されても、思わず「もう?リアリティがないんですが…」と言ってしまい「こっちはリアリティありますからw」と笑われました。

1人目は子どもが出てきたがって勝手に産まれてきたような出産でしたが、今回は自分でイキんで産まなければ、という印象でした。

夫 が立ち会って、冷たい濡れタオルで首回りを拭いてくれたのが本当に気持ちよく、その感触に救われながら頑張りました。産まれてきた赤ちゃんは、耳の形や後 頭部が上の子とそっくり。出産後に母と上の子が入室し、喉がカラカラの私に冷たいお茶を飲ませてくれて、ホッと一息つきました。

出産時よりも辛かった腰痛

陣痛が10分間隔になってから5時間というスピード出産でしたが、次の日までは腰などの痛みが酷く、トイレなどへ歩く時も老婆のように腰を曲げてフラフラ と…。健診に来ている妊婦さんをビビらせてしまうのでは?と、申し訳ない気持ちでした。出産自体はあっという間で、むしろ臨月のあいだと産後数日の腰痛の 方が印象に残っています。

同じに日に出産されたも何人かいて、予約していた個室は満床。1日は予備室に仮置きされたベッドで過ごし、次の 日は2人部屋。やっと個室に移ったと思ったら、経過良好なので…と4日で退院する事になりました。素敵な部屋と美味しい食事がウリの病院、なにより1人で ゆっくり眠る数少ない機会が減ってしまい少しがっかりしましたが、費用の節約にはなりました。

密かに父の命日に産んでやろうという企みは、残念ながら1日遅れになってしまいました。ともあれ、娘も私も元気なので、何も言うことはありません。