【出産体験談】二人目はツルン!と出てきました

個人病院|自然分娩|2人目|女の子|立ち会い有|短期特例保育使用


桜台マタニティクリニックで第二子の女の子を出産したA.U.さんの体験談です。

上の子は短期特例保育で預かるも…

2人目の出産は、とにかくラクがしたい!という思惑があり、 近くて評判のいい産院をセレクト。 桜台マタニティクリニックは、高級ホテルのような全個室、おいしいご飯が評判の個人産院です。ベビーシッターさんがいるキッズスペースが用意されていて、通院中も助かりました。基礎体温表をつけていたのですが、妊娠検査薬で陽性反応が出た翌日に分娩予約を入れました。でないと、すぐに予約が取れなくなってしまう人気っぷりなのです。

問題は、入院中は上の子をどうするか?ということでした。 同居している夫の両親に、「イヤイヤはじめました!」の2歳児を毎日預けるのは、さすがに気が引けました。 そこで、区の短期特例保育という制度を利用し、保育園に3週間だけ通わせることにしました。体力のついてきた娘を、がっつり遊ばせてくれるのには保育園が最適だと思っていたので、空きがありほっとしました。入院中の送迎は、夫と義母にお願いしました。もともと私に人に頼るのが苦手なタイプなんですが、この時ばかりは使えるモノはすべて活用しなくては!という思いでした。

予定日の1週間前から、上の子の保育園が始まりました。 今までママべったりだったので、長時間離れて過ごさなければならないことには心が痛みました。世のワーキングマザーさん達、心から尊敬しちゃいます。 朝、夫が送っていくと娘はギャン泣き。子煩悩な夫は、娘に泣かれるのが相当応えたのか、ストレスで顔が吹き出物だらけになってしまいました。お肌に出るタイプです。

驚くほどあっけなかった分娩

予定日4日前、1人目と同じく明け方に陣痛がやってきました。実は、2週間前に前駆陣痛で入院したものの、産気が遠のいていき、1泊5万円なり〜を経験したので、陣痛の判断はとても慎重になっていました。今回は、頭出ちゃうくらい粘ってやるか!ぐらいの勢いでしたが、小心者の私がそこまで我慢できるわけなく、かろうじて歩けるくらいになってから夫に送ってもらいました。

陣痛室に入り、お産の進度を確認してもらうと子宮口7cm。 すぐに、助産師さんがあちこちに電話をかけ始めました。 というのは、隣のベッドの妊婦さんも同じぐらいに生まれそうで、人手が足りなくなったようです。 あれよあれよという間に、分娩室へ。1人目のときは分娩室に入るまで15時間ぐらいかかったのに、今回は病院について30分もしないうちに驚きのステップアップ。 陣痛の波もすぐ最大級になり、いきみを逃がすよう指示を受けていると、たった今叩き起こされたばかりの院長が登場。 目はしょぼしょぼで、採血するもなかなか血管にヒットせず。 心の中で、こんな時間に産気づいて申し訳ないとさえ思いました。 いきみOKのサインから、5回いきむと、つるんと娘誕生! 「えっ!!もう終わり?!」 一度、産道が開通してるだけに出やすかったみたいです。 しかも2,785gの小ぶりな赤ちゃんで、切らずに済み、体の負担も軽かったのです。

ゴージャスな入院生活でリラックス

その後の入院生活は、快適そのもの。まさに「赤ちゃん歓迎の宿、豪華ディナー付き4泊5日の旅」って感じです。 ありがたいことに、この産院は厳格な母乳推進派ではなく、おちち製造工場がうまく稼動するまでの2日間ほど粉ミルクを取り入れました。 赤ちゃんはよく寝てくれて、上の子がいないので、ゆったりと過ごすことができました。 大変だったのは、上の子の保育園送迎をパパがギブアップしてしまったことでした。 毎朝泣かれて、もう限界とのこと。1週間もせず、保育園をやめてしまいました。 しかし、そこは二世帯同居の強み。お義母さんが仕事キャンセルで、お姉ちゃんを見てくれることになり、退院までの間はしのげました。 退院後は、私は体の負担が軽かったのと、プチ旅行気分を楽しんで心もさわやかになったので、気合を入れてお子様2人の生活に慣れる練習をしました。

出産という大業を成したからといって、休んでいられない2人目産後は、毎日が目も回る慌しさです。つい、子供にきつく当たってしまう自分に落ち込んだりもします。 しかし、こうして我が家に生まれてきてくれた子供たちの誕生を思い出すと、感謝の気持ちが溢れてきます。初心を忘れないように、これからも優しくてあったかいママでいられるように頑張りたいと思います。

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