自宅出産|自然分娩|2人目|立ち会い有
元々興味があった自宅出産。近くの個人病院で出産予定でしたが、妊娠9ヶ月の時に急に軌道修正!
自宅出産してみたい!
第二子を自宅で産みました。
元々第一子のときから興味はあったのですが、貧血があったのと、開業助産師さんってどこで会えるんだ??ということで普通に病院で出産。自然なお産ですごくスムーズに産めたので、お産自体はとっても楽しかったのですが…気をつかうタイプなので、入院生活が辛かった。会陰切開の傷が痛いのになんやかんやと忙しいし。
今回のお産も、最初は近くの個人産院で産もうと思っていたのですが、上の子の立ち会い不可母子別室待ち時間が長く、上の子を連れての通院が大変という不満がありました。
そこで、主人と雑談中に「そんなに自宅出産したいなら、最後のお産かもしれないしやってみたら?」「最初は会社休めないから入院してくれた方が良いかと思ってたけど、産後一週間休めるように都合つけたから」と言ってくれ、「えー!いいのー??じゃあ遠慮なく!!」ということで急に軌道修正。このとき妊娠9ヶ月でした。
助産師さんとの出会い
第二子妊娠してから練馬高野台にある「ねりじょはうすLuna」に何回か通っており、どうせやるならそこで出会った鴫原助産師さんにお願いしたい!と思いダメ元で相談。(こちらは練馬区の開業助産師さん達が始められた妊婦さん、産後ママさん向けの施設です)ビックリはされたけど、すでに顔見知りで、ある程度経過も伝えていたので、快くオッケーしてくれました。
そして早速主人が休みの日に自宅出産の説明に来てくれました。大半が主人に対して「本当に自宅で産む事に納得しているのか?」という確認だったような気がします。主人も実際助産師さんに会って、いろんな疑問をぶつけられて安心できたようでした。
自宅で産むといっても定期的に病院にも通います。自宅出産を了承してくれ、もしものときには搬送しても大丈夫な病院に転院となりました。練馬区には提携先になってくれる病院がなかなか無いらしく、荻窪まで車で通う事に。自宅では出来ない血液検査やエコーをしてもらいます。こちらで37週あたりに「自宅出産してもいいですよ」とオッケーをもらえれば、晴れて可能になります。
自然なお産につきものといえば、厳しい体重制限…。すでに妊娠前から8キロも増えていたため、鴫原さんに「これ以上増やしちゃダメよ!」と言われる。が、なかなかうまくいかない私。(後で死ぬほど苦労するハメに)
自宅出産のデメリット
自宅出産におけるデメリットの話を少し。やはりこれが一番気になるところでした。基本最近はエコーの技術が進んでいる為、早期胎盤剥離などは事前にわかる場合が多いそうです。もしくは心臓に奇形があるとか。そういう場合はもちろん病院での出産となります。
怖いのは出産時に出血が止まらない時や、胎児が息をしていない場合。もちろん危険だと判断されればすぐに病院に搬送となるのですが、やはり搬送に時間がかかるため、最初から病院で産むよりもリスクが高くなります。その場合の覚悟はありますか?と最初の説明時に念をおされました。
実際その時は覚悟があると言ったものの、後で「命より重いものは無いのに、親がしたいからって自宅で産むのは親のエゴではないか」という迷いも出てきて、すごく悩みました。そして、自分の中の優先順位を改めてつけたときに、3歳になる上の子にお産を見せてあげたい。入院中さみしい思いをさせたくない。お腹の子の生命力を信じたい。という気持ちが強かったため、やはり自宅出産をお願いすることになりました。