個人病院|自然分娩→無痛分娩|2人目|女の子|立ち会い有|里帰り出産
里帰りで第二子の女の子を出産したN.Nさんの体験談(2024年1月)です。
念のために「お守り無痛」に申込み
2024年1月、第2子を出産しました。1人目の時は10時間で比較的スムーズな出産だったこともあり、今回も普通分娩でいくつもりでした。しかし、無痛分娩の申込締め切り日当日、偶然話した同僚の話が私の決断を揺るがします。
「私は2人目の方が痛みがきつくて、分娩台の上で急遽無痛にした。痛すぎて、同意書のサインを書くのも大変だった」
そんなことがあるのか!?
同僚の話を聞き恐怖を感じた私は、念のため産院が用意している「お守り無痛」制度に申し込むことにしました。これは私が産んだ産院が経産婦にだけ利用を許可している「無痛分娩の準備はしても、普通分娩で終われば全額返金される」というオプションです。
※締め切り日当日でも「お守り無痛」を申し込むことができたのは、事前に「無痛分娩研修」を受講していたからです。無痛分娩のメリット・リスク等についてのインプットがありました。
いざ出産!見事にお守り発動!
予定日当日、ついに破水。朝8時には分娩台へ。「多分昼前には生まれますよ」と助産師さんに言われ、夫も急いで集合。「よし、いける!」と意気込んでいました。しかし、11時半になっても、あれ・・・産まれない…? どれくらい痛みが続くのか再度助産師さんに尋ねると、「昼は確実に超えますね」とのこと。
・・・これは気を失いかねない・・・
近くで見守っていた夫もあまりにも苦しむ私を見て心配になったのか、「お守り発動でいいんじゃない?」と後押ししてくれたため、無痛分娩へ切り替えました。すでに陣痛がジンジンときていたので、麻酔を入れてもらうために体を動かさないようにするのも一苦労。でも、麻酔が入ったことにより体全体がきしむような痛みから、一極集中型の痛みへ・・・(人によりますたぶん)。「はい!あとは、自分で麻酔の量を調整してくださいね」と調整用のチューブを渡され一体どの程度いれてよいものか大混乱。医師から、「全く痛みがなくなるといきみにくくなるから長期戦になりますよ」と言われ、え、じゃあこの痛みはどうすればいいんだーとさらに混乱したまま出産しました。
楽しかった産院生活
出産は命がけ。だからこそ、産後は姫のように扱われたい! そう思い、実家の近くの個人病院を選びました。実は私の母も同じ理由でこの病院を選び、私も同じ産院で産まれています。
ここは昔から全部屋個室・食事もおいしいと評判でしたが、第2子出産時にはさらに進化。入院と同時にタブレットを渡され、朝食は洋食か和食か選択可能に、エステやヘッドマッサージまで予約できるシステムに。残念ながら第1子の出産時にはあったケーキバイキングが廃止されていましたが、そういえば・・・確かに私も、当時アンケートに「バイキングではなくていいので、近くの有名店の□□さんのケーキが食べたい」と書きました(15個食べたくせに)。もう産む予定はないけれど、ご飯だけ食べに行きたい…!
時を戻して・・・産前・妊婦期間の食生活を正してくれた練馬区役所食堂
ここまでお読みいただいた方はお気づきかもしれませんが、私は食べることが大好き(でも作るのは嫌い)。産前は昼も夜も外食ばかりで、第1子の妊娠中には産婦人科の栄養士から食事指導の呼び出しを受ける始末。
「リモートワークですが忙しくてランチを作る気力も時間もありません」と正直に伝えたところ、栄養士さんが「あなたにはこれしかない!」と閃いた食事管理法が、
「外食するなら、せめて練馬区役所の食堂に行きなさい」。
確かに、区役所の食堂は薄味で栄養バランスも考慮されている。私は素直に言いつけを守り、ついには回数券まで購入して通うほどに。
我が家の子どもたちの体の半分は、練馬区役所の食堂で出来ています。
※上記写真も、1人目のときにはなかった産院の新サービス「誕生フォト」。課金すれば、今流行の「ニューボーンフォト」も撮れるらしいが、産院にいる間、少しでも睡眠時間を確保したい母の判断によってそれは無し。
まとめ
出産は人によってそれぞれ。病院選びもお子さんやご本人の状況によって軸とすべきものが変わりますよね。私からお伝えしたいことはひとつだけです。
私のように栄養士からの指導が入った方、練馬区役所地下食堂がおすすめですよ♪