ねりこそ企画!「思いっきり地面に絵を描こう2015」

チョークで道路に、めいっぱい絵を描き、思いっきり想像の世界を膨らませる……。私たちが子どもの頃、当たり前のように楽しんでいたあの遊びを、子どもたちにもさせてあげたい……!そんな想いで出発したのが、「思いっきり地面に絵を描こう」のイベント。(企画・ねりこそ、主催・ねりま遊遊スクール)実際に、都内各地でチョークアートを成功させているTOKYO PLAYさんより、林希栄子さんという心強い味方を得て、いよいよ本番へ。

当日、10月11日(日)は、午前中はあいにくの雨模様。駅から遠いびくに児童遊園という立地で、「誰も来ないかも?」という悪い予想さえしていたのですが……ふたをあけてみれば、0歳~おじいちゃんまで、合計175人という、大盛況でした!

印象的だったのは、子どもたちが自ら、どんどんあそびをふくらませていく姿。「ここ、まちにしよう!」と友達と”まちづくり”する子、線路をどこまでものばす子。チョークの粉をてのひらにつけて、ペタペタ手形アート。水たまりに粉を落として、虹色のミニプール……。数色のチョークだけで、こんなに広がるなんて、やっぱり子どもはあそびの天才!大人も一緒に夢中になって、大作が完成!

このイベントのポイントは、普通は嫌がる「おかたづけ」も、立派なあそびになるところ。まるで職人のように、夢中になってデッキブラシをごしごし。デッキブラシは取り合いになる人気。小さい子は、ペットボトルで水をかけてまわります。公園の半分は絵でうまっていたのに、あっというまにきれいに…。あんなに一生懸命かいた絵を、「けさないで!」なんて言う子はひとりもいないから不思議。目をキラキラさせながらつくって、夢中になってこわす。こどものあそび、創造力の源泉を見た気がしました。

いただいたアンケートも、
「地面に絵を描くのは、私が子供のころ時間が過ぎるのを忘れての大好きな遊びでした。そのころに戻って遊びました」
「大きな場所で絵を描けることはあまりないので、とても楽しかったです」
「最初はどうやって遊ぶか戸惑っていたけれど、書き出したら止まらない。すごく楽しかったです」
と、「楽しかった!」の声がたくさん。いつかまた開催したいと思いますので、そのときは、ぜひ思いっきり、お絵かきしに来てくださいね!

参加した隊員の感想

コウグチ・4ユッキー(6歳)・サト(3歳)

スタッフながら、子どもと一緒に楽しんじゃいました。子どもの頃、白墨で道路に自由に描きまわっていたころを思い出しながら……。子どもたちにも、そういう体験をさせたいとずっと思っていたので、念願かなって、うれしいです!