【出産体験談】7キロ痩せたつわり

個人病院|自然分娩|1人目|2人目|立ち会い有


私は吐きづわりが酷いタイプで、…本当にきつかったです。

妊娠発覚

ちょうど旅行から帰ってきたときに、うちの中がくさい、と大騒ぎをしました。そのときに、あれ?と思い検査薬を試してみると陽性!臭いに敏感になっていたのは、妊娠のせいだったのです。つわりの苦しみの始まりとなりました。

つわり

その当時、電車で一時間強かけて(乗り換え2回)会社まで通っていました。
電車では必ず気持ち悪くなります。毎回ミント系の飴をなめながら、何か一点を見つめて気をそらす。
そして、乗り換えの度にトイレに駆け寄る…。
とくに丸の内線の銀座駅のホームが、私にはダメで…。辛かったです。
電車と並んで私にとってきつかったのが、コンビニ。
特に、おでんを置いているコンビニ。入った瞬間に気分が悪くなって外に出ました。
あとテレビの食べ物のCMや食べ物番組もダメ。口に出来るのは、ガリガリ君だけ。
そんな暮らしの中で、私は7キロ痩せてしまいました。脱水症状直前でした。
ちなみに、二人目は5キロ減。運よく鼻炎の季節。鼻づまりのせいで臭いを感じず、一人目より減りは少なかったです。
しかし…一人目と違う臭いの悩みがありました。子どものオムツや、子どもの口臭です。
毎日吐いてばかりの生活で、とても悲しくなりました。

食中毒

一人目の話に戻ります。
そんなツワリもすっかりよくなり(電車で酔うのは最後まで続きましたが、日常生活はできるように)
会社の送別会が行われることになりました。
そこで食べた、マグロの中落ち…。これにあたってしまったのです。
次の日会社に行く途中に具合が悪くなり、駅のホームで休んでいると、同期から連絡が入りました。
「昨日送別会にいった人、みんな具合悪くなってるよ!!」
妊娠中に食中毒、、、大丈夫なの!?!?と真っ青になったのですが
急いで点滴をうってもらって回復。脱水症状になるといけないけれど、
それ以外は心配することないでしょう、とのこと。
せっかくつわりがよくなったのに、食中毒でまた数日間会社を休むことになったのでした。

出産へ

それからは、順調で、楽しい妊娠生活をすごしました。

出産は普通分娩で夫の立会い。夫が分娩室で、なぜか椅子に座っていて「奥さんの手を握っていてあげてください!」と叱られる場面もありましたが…

生まれた赤ちゃんは、なんと…3870gのビッグベビー!産まれた瞬間、「あれ?赤ちゃんってもっと猿っぽいんじゃないんだっけ!?」と思ってしまうぐらい、ちょっとポチャポチャしていました。

そのあと、出血が1リットル近くて安静になってしまったのですがわりと元気で、分娩室で食べたご飯がとても美味しかったです。特に…てんぷら!

つわりを乗り越えて

つわりは、味わった人にしか分からない、本当に辛いものだと思います。毎日吐いてばかりで楽しみもなくて、いつよくなるかも分からず苦しかったです。でも、終わってしまえば過去の苦しみ。赤ちゃんとの対面という嬉しいことのほうが圧倒的に大きくなるんですよね。