「東京子どもと本をつなぐ会」による「今月の推しの1冊!」
練馬区立図書館や区内の書店にてお手にできるおすすめの本をご紹介します。
紹介者:立花美和「東京子どもと本をつなぐ会」代表/出版文化産業振興財団JPIC読書アドバイザー/ねりこそ団体会員
3月は、開花が待ち遠しい「桜」に因んだ絵本のご紹介です。
乳児向け
『語りかけ絵本 さくら』
文・絵/こが ようこ(大日本図書)
ページを開くと、さくらの花びらが1枚、もう1枚…リアルな色づかいで描かれています。
「はなびら、ねちゃっているね」と、読めばそのまま乳児さんへの語りかけの言葉になっています。
巻末には、赤ちゃんへの読みきかせのしかたのヒントも書かれている『語りかけ絵本』シリーズの一冊です。
「はなびら、ねちゃっているね」と、読めばそのまま乳児さんへの語りかけの言葉になっています。
巻末には、赤ちゃんへの読みきかせのしかたのヒントも書かれている『語りかけ絵本』シリーズの一冊です。
幼児~小学校低学年向け
『さくらの谷』
文/富安陽子 絵/松成真理子(偕成社)
三月のまだ風の冷たい日、「わたし」は誰も知らない谷に一度だけ行ったことがあります。
楽しそうな歌声にさそわれて、桜が満開の谷に迷い込んだ「わたし」はオニと遊んでいました。
オニが消えてしまうとそこには……。
まだ死を理解出来ない幼児さんにも読みきかせをしてあげたい、優しい心あたたまる絵本です。
楽しそうな歌声にさそわれて、桜が満開の谷に迷い込んだ「わたし」はオニと遊んでいました。
オニが消えてしまうとそこには……。
まだ死を理解出来ない幼児さんにも読みきかせをしてあげたい、優しい心あたたまる絵本です。
小学校中学年~大人向け
『さくらがさくと』
作/とうごう なりさ(福音館書店)
3月半ば、みんなは脇目もふらず急ぎ足で駅へ向かいます。
誰も気にしない桜の樹ですが、春に向けて準備を始めていました。薄い花びらが開くと、鳥達がやってきました。人々は桜まつりを開
きます…。
満開の桜、風雨にうたれる桜、散る桜、葉桜へと、移ろう短いドラマを見ているような、美しいイラストの絵本です。
誰も気にしない桜の樹ですが、春に向けて準備を始めていました。薄い花びらが開くと、鳥達がやってきました。人々は桜まつりを開
きます…。
満開の桜、風雨にうたれる桜、散る桜、葉桜へと、移ろう短いドラマを見ているような、美しいイラストの絵本です。
練馬区立図書館はたくさんの子どもの本に出会えます!
練馬区立図書館 こどもページ https://www.lib.nerima.tokyo.jp/kodomo/index.html
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