今月の推しの1冊![2024年6月]

今月の推しの1冊
「東京子どもと本をつなぐ会」による「今月の推しの1冊!」
練馬区立図書館や区内の書店にてお手にできるおすすめの本をご紹介します。

紹介者:立花美和東京子どもと本をつなぐ会」代表/出版文化産業振興財団JPIC読書アドバイザー/ねりこそ団体会員

6月は、梅雨の季節によく見かける「かえる」に因んだ絵本のご紹介です。。

乳児向け

『ぴょーん』

作・絵/まつおか たつひで(ポプラ社)

ページをめくると、かえる・こねこ・犬・ばったなどのジャンプが得意な生き物たちが「ぴょーん」と次々に飛びはねます。
でも、かたつむりやさかなは、飛びはねる事が出来るでしょうか?…。
乳児さんから大人まで楽しめる読み聞かせの定番の絵本です。

幼児~小学校低学年向け

『かえるのほんや』

作・絵/やぎ たみこ(PHP研究所)

森の中の柳の木の根元に、かえるの本屋さんがあります。
かえる店長のおはなし会は、おたまじゃくしやかえるたちで大にぎわい。
奥の部屋ではかえるたちが、本を作っています。お話が思いつかない作家のかえるたちが、外のハンモックでうとうとしはじめたその時に…。
かえるたちが大活躍のお話です。イラストも魅力的で何度も読み返したくなる一冊です。

小学校中学年~大人向け

『2ひきのカエル そのぼうきれ、どうすんだ?』

作・絵/クリス・ウォーメル 訳/はたこうしろう(徳間書店)

森の大きな池のすい蓮の葉っぱの上に2ひきのカエルがいます。
1ぴきは、ぼうきれを抱えています。理由を訊かれたカエルは「犬よけぼう」と答えました。
犬なんてこの辺りで見たことすらないと言い合いになったその時…。
「備えあれば、憂いなし!」ぼうきれが役に立ったのです。
リアルな絵のカエルとそのやり取りに思わずふきだすゆかいな絵本です。
練馬区立図書館はたくさんの子どもの本に出会えます!
練馬区立図書館 こどもページ https://www.lib.nerima.tokyo.jp/kodomo/index.html

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