防災。まずは心の備えから。

こんにちは、@なび班のうにこです。

防災。まずは心の備えから。

連日のセミの大合唱から、あっというまに秋の気配。たまった家仕事をやっつけたい季節でもありますね。「わかってはいるけどやる気がでない」ことのひとつ?!今回のテーマは、「防災」です。

最初は私も、親の買ってきた持ち出し袋だけでやった気になっていました。ただ、増えるばかりの自然災害のニュース、自分は家庭をもち、そして出産。ある日、ほんのちいさな娘を見ていて、ふと「何かあったらこの子ひとりじゃ生きていけない。でも、私といたらそれだけでOK?母乳が出なくなったらミルクは?おむつは?」という悪夢がうかび…。それがきっかけで、備えながらの生活がはじまりました。その道のりを紹介します!

 

わかってはいるけれど、どこまでやればいいか見当もつかず、そもそも「もし大地震がきたら」なんて考えただけで恐怖。でも、いつかかならず来るから、その「いつか」に備える。わかっちゃいるんだけどね…。そんな思いでもやつく育休生活。娘に最小限必要なものを詰めた避難リュックならつくれるかも、と思いたった昼下がり、何となくはじめてみた。避難生活最初の3日は物資が届かず大変ときいていたので、3日分でやってみよう。居間にリュックを出し、今の生活を思いうかべながら、おむつを数える。着替え、哺乳瓶と粉ミルク、タオル、とそろえていく。こんなんでいいのかな、旅に出るみたいだけど…と、集めたものを眺めているうち、「今まではローソクとか万能ナイフとか何となくそろえてたけど、これ全部、絶対いる!」と、妙にすがすがしく、同時に安心もした。ひとまずそろったし、大人の分もやってみようかな。ひとまず手持ちの乾パンとか日持ちする食料と、500mlペットボトルの水ありったけと、もうリュックがなかったのでボストンバッグに入れて持ち上げようとしたら、上がらない。水ってこんなに重いんだ…。地震直後に泣きわめく娘を背負い、前にリュック、肩にボストンバッグ。もう大パニックの自分しか想像できない。しかも服とか防寒具、携帯トイレとか、まだまだあるなぁ…と、手が完全に止まってしまい、ここでタイムアップ。

 

こんな行き当たりばったりのスタートでしたが、一歩でも前にすすんだことで、「次は何をしよう?」と考え続けることができました。荷物を厳選したかったので、実際に被災したママや、現地入りした記者、防災の専門家と、防災と名のつく本を読み、我が家に本当に必要なものは何だろう…?と、あれこれやっては考えるうちに、気づきました。

 

・持ち出しリュック、備蓄品など=「物」の備え

・今できることをやっているから大丈夫!と言い聞かせて、いざというとき慌てないように慣れておく。=「心」の備え

 

このふたつを日々意識して、生活にあわせてアップデートする作業こそ、「備え」なのではと。そして今、途方にくれた5年前からこつこつと、こうなりました。

 

・持ち出し袋3つ(食料、衣類、日用品、貴重品)、ヘルメット、ヘッドランプ、ランタン(充電式バッテリー付)、おんぶ用さらし、雨具をすぐ出せるところに。普段使いの多機能ラジオを持って逃げる想定。

・食料。普段から食べていて常温保存できるものを多めに買っておいて、減ってきたら買い足し。種類や栄養バランスを考えるときりがないので、米、サバ水煮とサンマ蒲焼きの缶詰、梅干し、野菜ジュースと決めた。お楽しみで、あんこ、せんべい、飴、子どもがすきなお菓子も。

・水。飲料用と生活用の2種類。飲料用は、普段から台所で5Lほどくみ置く習慣と、500mlと2Lペットボトルをケース買い。期限が切れたら生活用に。

・トイレ。固める溶剤、用を足す袋、その袋を貯めておく消臭バッチリの大袋を。子どもたちにも慣れさせた(ビニールへの用足し、
かなり楽しんでました)。

・他、家族で慣らしたこと。寝袋、居間で朝まで寝た。テント、公園で広げてあそんだ。暗闇、電気を消してお風呂に入って、ローソクでご飯を食べた。家が倒壊したことを想定しての車中泊。

 

…など。この慣れ作業は、とにかく親が楽しめたら成功、子供は勝手についてきます。「物」は、一度備えてハイおしまいではなく、どうやら見直すタイミングがあるとわかり、4月と10月をリュック点検月と決めてカレンダーに書きました。季節品(服、カイロなど)、期限切れ食料の入れ替えを。毎日のシチュエーションごとの備え分けで、安心が増えました。寝ている間(めがね、携帯、水、スリッパを枕元に)、仕事中(水、食料、携帯充電器、笛、薬、緊急連絡先をリュックに)。

 

安心のラインは、人によって本当にばらばらと思います。とくに防災は、自然が相手。これで大丈夫、正解ということはないでしょう。だからこそ、自分の感覚を信じてやるしかない。何が恐いか、何を守りたいか、そんな思いがはっきりすれば、おのずと知りたい情報に目がいくようになります。まずは、そんな自分のいつもの気持ちに耳を傾けることから、はじめてみませんか?気持ちに区切りをつけられれば、理性をもって防災と向き合えます。恐がりすぎず、かといって安心しきることもなく、「いつか必ずくる」感覚を忘れず、備えをアップデートしていくことが、私にとっての大きな安心。まずは、しっかり恐がることで、正直な感覚、そして身の丈にあったやり方に、きっと出会えます。きっと、生活そのものを見つめ直すきっかけにもなりますよ(^^)

 

投稿者プロフィール

うにこ
うにこ
家事、仕事、ねりこそ、なにかやり、「だよねー」と笑っていると、ひとまず安心します。こどもは4歳と1歳、毎日気楽にふりまわされています。