今回も引き続き、「自然体感塾ワンダースクール」主宰、太田さん、通称たか爺に色々お話し伺いました。
自粛が続き、子どもが、おもいきり遊べない状況が続いています。この状況、どう思われますか?
かわいそうとしか言えない…。この先心配な子どもたちも出てくるかもしれませんね…。本当のところは誰にもわからないのかもしれないけれども、休校、公園やプールの閉鎖って必要だったのかなぁ…。
緊急事態宣言の間はワンダースクールも活動を自粛しましたが、解除後、6月20日の「ジャガイモ掘り」から再開。参加者の子どもたちはこれまで以上に活き活きとしておりました。
(里山体験プログラム「ジャガイモ掘り」より)
コロナ禍で、家の中で遊ぶ、もしくは近所の公園で遊ぶというご家庭が多いです。
この状況下で子供に欠けてしまっている感覚や体験を補えるような、おすすめの遊び方ってありますか?
なるべく外へ連れ出してあげてほしいとしか言えないかなぁ…。家で「あつ森」ばかりやっていないで、近所の公園や散歩中でも本物の虫や植物たちと触れ合うことはできると思います。家ではいっしょに料理するのが一番かも!? すべて本物の生きものたちを食べているわけですから。
(里山体験プログラム「プライベートリバーで川遊び」より)
子育てママ・パパに、外遊びをする上でのアドバイスを一言お願いします!
主役はあくまでも子どもたち。大人は見守りながら、自然の中での危険や自然とのつきあい方など最低限必要なことを伝え、子どもたちと「センス・オブ・ワンダー」を共有するだけで十分。いっしょに楽しみながら、視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚の五感を活かすことはもちろん、自然の中を「探検」する楽しさ、生きものとの出会いや「発見」する喜びを感じてもらえれば十分です。自然の中にいるだけでなんとなく気持ちいいという感覚も大切にしたいですね。
たか爺のプログ「たか爺のワンダースクール通信 https://blog.goo.ne.jp/wondertakajii」を拝見すると、近頃見ない昆虫や、植物の写真がいっぱい。子どもたちの楽しそうな写真もたくさん、載っています。子どもはもちろん、お父さん、お母さんも楽しんでいるそうですよ。
難しいことは考えず、いろんな喜びを子どもと一緒に共感するコト。コロナ禍といえ、忘れてはいけませんね。
次回最終回は、たか爺に練馬周辺のおすすめスポットを教えていただきます!
お楽しみに…