「できない」「不便」の見方を変えるゲーム
幼稚園・小学校に通う子どもをもつ母として、新型コロナウィルスの影響による
行事やイベントの中止・縮小はとても残念なものです。
毎年の行事は、
家庭内とはまた違った
我が子の成長が垣間見れる
親の醍醐味と言ったら大袈裟でしょうか?
遠足や夏祭り、宿泊行事は軒並み中止。
コロナ以前には、
子どもの行事で季節感を感じていたのかもしれないなぁ…なんて思うのです。
かろうじて
運動会は学年ごとの入れ替え制で開催予定。
観覧は各家庭2名まで。
試行錯誤で感染対策をしながら
子どもたちの安全と安心を守ってくださる
先生方の情熱には感謝しかありません。
でも一方で
中止になったイベントについては、
本来なら経験できた
楽しみがなくなることに
「仕方ない」ではおさめきれない
モヤモヤを、親も子も抱えているのが
現状ではないでしょうか?
行事に限らず園生活・学校生活では
「できなくなったこと」や「不便」が
あふれているようです。
そこで我が家では、
帰宅後の子どもたちが
投げかけてくる訴えを
変化球で返すゲームを試しています。
★「先生たちがマスクとフェイスシールドしてるのを見るとなんか怖い」
→「どの先生が一番似合うかな?って思って見てみたらどう?」
★「お弁当や給食の時間に喋れないからつまんない」
→「何と何の調味料使ってこの味を出してるんだろう?って考えながら味わうのはどう?」
★「休み時間に校庭で遊べる学年が順番で決まっていて、毎日外で遊べない!」
→「お友達と教室でできる遊びを50個考えて、自由帳に書いてみるのはどう?」
こんな調子で
視点を変えたキャッチボールは、
会話と気持ちが弾んできます。
ただ、難点がひとつ。
不用意に
「最近太ってきたのは、
コロナで出歩く機会が減ったからだな〜」
なんて呟くと、
子どもから即座に
「家の中でも体操はできるんじゃない?」
なんて、痛いところに豪速球が飛んできます(笑)