忘れられない先生 from@なび班


3月。新しい学年に向けて、ひと区切りする季節ですね!
みなさんには、思い出に残っている先生はいますか?
@なび班の「忘れられない先生」エピソード、是非お読みください。

■のりお(3歳女・5歳男)
■母、中学時代の担任。
遡ること20ウン年前の時代に、「私はあなたたちを1人の大人として扱います」と男女ともにさん付け&生徒同士も授業中はさん呼びを徹底していた先生。
授業で平家物語を読めば「これは誰の視点で書かれた物語だと思う?じゃあ敵側の視点で見たら物語を書いてみよう」と問いかけたり、今思い出しても深い….の一言。
子どももこんな素敵な先生に出会ってくれるといいなぁ、と思う今日この頃です。
■えっちゃん(中1女・小5男)
■私自身のお話。長野県に小2~小5まで住んでいました。
そこで出会った先生は、教室でギターを弾いてくれて。クラス皆で、あの当時流行っていた歌を合唱したな~。
登山したときに、水筒の水をクラスほとんどの子が飲み干しちゃって。先生が持参したリンゴを皆に切り分けてくれて、喉をうるおしたことも。。
雪が降ったら、校庭に出て雪合戦や、大きな雪だるま作りもさせてくれて。。
先生のおかげで、のびのび、楽しく、子どもらしい小学校生活を過ごせました。
■さき(4歳女)
■娘の幼稚園年少さん時の担任の先生です。
はじめての入園、はじめての母子分離で、最初は「先生大好き!ママは居ないけど、先生がいるから!」と通い始めた娘。ある朝、突然の登園拒否でお休みしたいと言い出しました。先生が待ってるよ?の声かけに「先生、娘ちゃんのこと待ってないと思う。先生、娘ちゃんのことキライだと思う。」と、声を殺して泣き始めたので、これはただ事ではないと、どうして娘がそんな風に思うに至ったのか根気強く娘の話を聞き続けました。それからは「先生が怖い、先生は娘ちゃんのことイヤだと思う、いつも怒ってる。」と繰り返し、就寝時もうずくまったり、夜泣きするようになってしまいました。
担任の先生には状況をお伝えして、解決の糸口を探しましたが、コロナ禍の入園・突然の臨時休園も続く中の園生活だったこともあり、娘の不安は解消されないままあっという間に2学期も終わりに近づきました。(その間、園からは「興奮してクラスのみんなに怒鳴った為、別室で過ごしている」等の電話が何度かあり、午前中で早退したり、お手伝いで私が園にいる日は一緒に過ごして短時間で帰宅するなどしていました。)
本来、15分程度の個人面談がありましたが、特別に1時間半もの時間をとっていただき、お話を聞いてくださることになりました。
私から見た先生と娘の愛着関係が崩れてしまった要因や、娘の性格上先生のどういった言動に本人が責められていると感じるか、園での活動の切替時にパニックになって泣き出しているようだったが、見通しが立つように切替時に突然ではなく、朝の自由遊びの前に大まかな予定を娘に伝えていただけないかなどをお願いしました。
結果、先生はすぐに娘に対する声かけを変えてくださり、登園してすぐに今日の流れの予定を娘にだけ説明してくださいました。この3日目、娘の方から先生に「先生、もういいよ!何やるか教えてくれてありがとう!お片付けのあと、○○するんだよね?娘ちゃん、もう分かったから、先生言わなくていいよ」と言って、登園拒否はその後も年少の終わりまで続きましたが、活動切替時のパニックは無くなったとの事でした。
先生と母が、自分の為に時間を作り話し合いをしたという事実も娘の中で大きかったようです。
早生まれのため3歳になってすぐの入園で私も娘が不安が大きく、また学級運営をとても大切にする先生にも、特別幼い娘のことで大変ご迷惑をかけましたが、寄り添って対応を即座に変えてくださったことは、さすがプロだなあと感心し、母子にとってはじめての担任の先生があの先生で良かったと心から感謝しています。娘は、大人になって忘れてしまうかもしれませんが、きっと私はこれからも先生のこと忘れないと思います。
■タカ(4歳男、1歳女)
■学級崩壊していた小学校高学年、移動してきて新しく担任になったおじいちゃん先生が忘れられず…今でも年賀状のみ交流があります。
荒れたクラスメイトを全身で受け止め、いつも机はあっちこっち向いている自由席スタイルでも何のそので授業をしてくれ、楽しいことには全力で一緒に遊んでくれる先生でした。
普段はニコニコしてて、でも怒るとものすごく怖かった…!!今となっては笑いながら話せるそんな思い出です。
■きなこ(小4女、小2男、3歳女)
■長男、幼稚園の年長さんの時のクラス担任の先生。
小さい頃から、感情のアップダウンが激しい息子。特に、怒ると大きな声で悪い言葉を使ったり、時には手が出てしまったり…。そんな時、いつも「イライラするのは、(息子)くんのせいじゃない、おなかにいるイライラ虫のせいだからね」と言って、どうしたら、おなかのイライラ虫を外に追い出すことができるのか、一緒に考えてくれました。良い虫も、悪い虫も、どっちも自分の中にいて、上手に付き合う方法を見つけようと、幼い息子なりに自分と向き合っている姿を見て、先生には感謝しかありませんでした。
息子が通っていたのは区立幼稚園。他にも、頼もしい先生がたくさんいて、当時は本当に、精神的に助けてもらいました。この場を借りて、ありがとうございました!!
この記事は【きなこ】がお送りしました。
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