子ども・子育て支援新制度ってなに?

子ども・子育て支援新制度は、待機児童の問題をはじめとする子ども・子育ての課題を解決するために、消費税の増収分から毎年約7,000億円の財源が当てられ平成27年度からスタートする新しい制度です。すべての子どもが笑顔で成長し、すべての家庭が安心して子育てでき育てる喜びを感じられるようにと、さまざまなサービスの充実が図られています。

この実施主体は各自治体。つまり、都と私たちにとっていちばん身近な練馬区ということですね。このページでは、国がどのような方針を打ち出し、練馬区がこれにそって具体的にどのような施策を行う方針なのかシンプルにまとめました。

子育てにまつわる課題と国の方針をかんたんに

子育てしていると、以下のような課題を実感していませんか?みんなが感じている不安や問題点について議論され、平成24年子ども・子育て関連3法が成立しました。

出展:内閣府「おしえて!子ども・子育て支援新制度」

内閣府から発表された資料によると、大きく以下のような方針が打ち出されています。

出展:内閣府「子ども・子育て支援新制度なるほどBOOK」

上のような方針にそって練馬区も具体的な施策を打ち出していくわけですが、ねりこそ@なびでは、その中で「子育て中のみんなが使える施設やサービス」「待機児童問題をはじめとする保育園のこと」「幼稚園のこと」についてまとめました。

子育て中のみんなが使える施設やサービスが充実します

新制度は保育園を増やすためのもので、自分には関係ないと思っていらっしゃる方も多いようですが、対象は「すべての子ども」です。以下のようなだれもが使える施設のサービスも充実します。2月11号の区報でも発表がありましたが、練馬区は「乳幼児一時預かりの受入人数を年間1万人拡大する」「公園などで乳幼児が外遊びできる『おひさまぴよぴよ』を開始する」など着々と支援の拡大を進めているようですよ。

●一時預かり

「美容院に行きたい」「急な用事ができた」「短期のパートをしたい」など、ニーズに合わせて利用しやすくしていきます。
【施設】ぴよぴよなどのひろば、保育園・幼稚園、訪問型など

●地域子育て支援拠点

身近なところで気軽に親子の交流や相談できる場所を増やしていきます。
【施設】ぴよぴよなどのひろば、児童館など

●利用者支援

子育てコンシェルジュのような専門職員が相談を受け付け、保育施設や子育て支援についての情報の提供や援助を行います。
【施設】区役所内で1箇所(平性27年度)、地域の子ども家庭支援センター4箇所(平成28、29年度)

保育園の待機児童のこと、幼稚園の体制などはどうなるの?

働くママにとっては待機児童問題がこの新制度で解消されるのか、幼稚園ママにとっては教育方針や保育料に変更があるのか、気になるところですね。これらの疑問について、ねりこそ@なび班が練馬区に独自取材を行いました。ママの視点でまとめています。

子ども・子育て新制度特集 〜保育園編〜はこちら

子ども・子育て新制度特集 〜幼稚園編〜はこちら

※認定こども園については、練馬区内はすべて幼稚園型(3歳以降)のため幼稚園編の方をご覧ください。(平成27年2月現在)

練馬区の子ども・子育て支援新制度についてさらに詳しく知りたい方は練馬区HP「子ども・子育て支援新制度の概要」をご覧ください。